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~ BULGARIA - Sofia ~

■ ソフィア ■
国境越えと優しき人達

ブルガリア人は、旅行者に優しく接してくれると書いてあったがまさにその通りの体験をする。ブルガリアへは朝9時の列車で向かうことにした。途中のテッサロニキで一度乗換えをしなくてはいけない。3時間ほど待たないといけないので、駅周辺をぶらっとしたが、特にみるべきものがなくて駅内のFastfood店でサラダを食べたが、そこに設置されていたフラットテレビの番組を見ていると、ほとんどMTV等のアメリカメディアばかり放映されていた。ここでもいかにアメリカのEntertainmentが世界に通じる強さがあることを目の当たりにした。そして、ブルガリア行きの列車に再び乗車わたしの座ったコンパートメント(壁とドアで仕切られた部屋に席が6つほどある)に、ほかに4人やってきた。夜9時ごろギリシャ国境付近に差し掛かり列車が一時ストップ。わたしはPassportを見せて難無く終わったが4人のうち一人が連行されて列車から降ろされた。どうやら旅券または身分証を所持していなかったからだ。老夫婦2人は英語が話せなかったが、もう一人のブルガリア人は英語を話せたので何が起こったのか聞いてみたが理由はわからない。私自身、それを見て特に怖かった等思わなかったが、ただ初めて国境を越えることができなかった人を見たので記憶に残った。ブルガリア国境に入ってからもう一度身分チェックのため列車が止まり、結局首都ソフィアには真夜中0時に到着した。すると、同じコンパートメントに座っていた1人のブルガリア人が駅近くのHostelを教えてくれて同行してくれた。彼と少し話したが、共産主義の名残があるため、まだまだ仕事不足で探すのが大変らしい。ホステル前で別れて、チェックインをしようかと思うとカウンターはすでに閉まっていて、他の宿を探すことになった。1時間半ほど探し回ったが、やはり閉まっていたり、ガイドブックに紹介されている宿がすでになかったりとなかなか見つからなかった。最終的にメインストリートに面しているホテルMariaLuisaに泊まることにした。他にホテルが開いてなくてさらに夜2時という条件ではかなりぼったくられると覚悟をしていたが、レセプションの人の態度が非常に丁寧で、交渉の結果、1泊45ユーロで泊まることができ、他の接客もよく、部屋は小さいながらもきれいでトイレ、バス付であった。あとで、カウンターをチェックしたところ、四ツ星ホテルで通常120ユーロするらしい。ホステルと比べて倍以上の値段したが、ホテルのグレード、安全性と街の中心地ということを配慮すれば悪くないと思いその日はぐっすり寝た。朝食はフリーのビュッフェがこれがなかなかおいしい。さすがは四ツ星ホテルだという味である。ギュヴェチェという壷焼き料理があるがとても美味しい。種類が色々あり注文するのが難しいかもしれないが、写真を見せて自分の食べたい肉を言えば何とかなる。私は2回食べたがやはりホテルで食べたものは、安いレストランで食べたものと比較して良質の柔らかい肉を使っていたので中級程度の店で食べたほうが良い。
ソフィアの見所
ソフィアは結構大きな都市なので、トラムに乗っての移動が不可欠だ。運転手はもちろん英語は話せないが、1日券を買って、大体カンで乗車して目的地近くに着きそうになったら降りるというのを繰り返した。ちなみに朝出かけるときに、ホテルのボーイがすぐ近くの券売り場まで案内してくれてこの券を買えばいいと教えてくれた。なんて親切なんだろうと思った。またこの近くの公園には温泉水飲み場があるので、空になったペットボトルを持っていけばよい。9月といえどもまだかなり蒸し暑く、水はかかせない。街のシンボル、アレキサンドル修道院はかなり大きくて、西ヨーロッパとは異なる丸びを帯びた変わった外装をしている。地下にイコン博物館があるがリラでも似たような展示物が見れる。イコン(アイコン?!)とはICONと呼ばれる2D風のブルガリア正教の絵のことである。国立美術館には3つの異なった展覧部屋があり入場料が別々なので注意が必要だ。またブルガリアの特産であるバラの香水が500円ほどで買えた。なぜか、日本語のサインも見かけたが意外と日本人観光客がたくさん来るということなのかもしれない。聖ペトカ地下教会は一見地面に埋もれているように見えるので面白い。夜中ぶらぶらと歩き回ってみたが町の中心は地元の人もいて、治安はそれほど危ないとは思わなかった。