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~ ROMANIA - Brasov, Oradea ~

■ ブラショフ ■
和やかな町

首都ブカレストと比べて筆者は断然ブラショフの町をお勧めする。こちらは中世の建物がたくさんあり人も穏やかで非常に安心感がある。町の中心には噴水広場があり地元の人の憩いの場となっている。夜11時を回ってもカップルや子連れがいるのは治安の良い証拠である。筆者もビールを片手にゆっくりとした時間の流れを噴水の前で楽しんだ。有名スポットとして、ブラショフからバスで1時間ほど行った所に、ドラキュラ伝説のモデルとなった城がそびえ立つ町がある。恐ろしい雰囲気とかはないので寄ってみると良い。
列車内での出会い
オラデア行きの列車でルーマニアの若者たちと話す機会があった。コンパートメントに座っていた仲良し4人組かと思いきや3人友達でもう一人の男子は偶然居合わせただけらしい。一人の女の子が英語を話すことができ他のルーマニア人へ翻訳してくれた。どうやら高校によって英語のクラスがあるところとないところがあるらしい。会話の中でよく一人の男子が何かわけのわからないことを話してきて他の3人が爆笑しているシチュエーションがしばらく続いた。最初私を馬鹿にしているのかと思っていたがどうやらそれが彼のキャラクターらしく、他3人も彼が何を言っているのかわからなくて笑っていたらしい。適当なジェスチャーを交わしながら楽しいひと時をすごすことができた。これが一人旅の醍醐味である!しかし残念なことに、アドレス交換をしたが、後日ごみと間違ってその紙を捨ててしまった。この旅で一番後悔したことである。
■ オラデア ■
不完全な町
おそらくガイドブックには紹介されていない町だと思うが、オラデアはハンガリーと接している西の玄関口となっている。筆者が訪れた目的はアメリカで知り合った友達に会いに行くためである。町の印象としては、まだ発展途上で率直にいってあまり観光するところがない。彼の友達がオラデアのことを「All buildings are unfinished(全ての建物は工事が終了していない)」と表現していたが、まさにその通りで修復中や建設途中の建物が結構あった。彼は社会学の教授にもかかわらず、ルーマニアの社会復興、社会発展について熱く語らなかった。それだけ現実は厳しいということなのであろう。実際ルーマニアではまだ共産主義の名残があり、賄賂、癒着などでインフレ整備もあまりうまく行っていないとのことであった。例えば、写真右は廃墟跡のようであるが、大学の芸術学部の校舎として利用されている。早く国民が多くの希望を持てる国になってほしいと願うばかりである。