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~ SLOVAKIA- Kosice, Domica ~

■ コシツェ ■
スロヴァキア東部の拠点

特筆するような観光スポットはないが、この町はスロヴァキア東部を観光するための重要な交通拠点である。コシツェからハンガリー、ブラチスラヴァ、スピシュ城、カルスト洞窟と各方面へ列車が出ている。しかしBackpacker用の安い宿を探すのは非常に難しい。ヒルトンホテルがあるがものすごく高いし、最近新しいホステルがオープンしたらしいが、地元の人と話しても英語があまり通じず、どこにあるか正確な場所がわからなかった。筆者はたまたま学生寮として貸し出している部屋を借りれたが、ボロくてクーラー等なく45ユーロも払った。駅前で英語で書かれているパンフレットなどを発見したのでこれからに期待したい町である。
国境越えの列車内で
ひとつハンガリーから国境を越えるときの列車内でのエピソードを話そう。Miskolc(ハンガリー) - Kosice間であるが、列車が遅れてMiskolc駅のホームで1時間半ほど待っている中、高校生らしき男子2人組と少しの英語で話していたのであるが、どうも態度が不良っぽくて気にはなっていた。ホームに列車が入ってきて、コンパートメント(壁とドアで仕切られた部屋に複数の席または寝台)に一緒に座ろうと言われた。時刻表を見ても自分の乗るべき列車か確信が持てないまま、その少年たちがこれが私の乗る列車だと言っているのを信じて一緒に乗った。席に座ると2人はすぐにドアに鍵を閉めて部屋の照明も落とした。これは少し怪しい感じた。なぜかというと、たいてい列車出発後すぐに駅員が切符の確認のため巡回に来るので、彼らの行動があたかも隠れようとしているのだ。しかも、私は彼らの切符を一度も目にしていないのでさらに疑うようになりトラブルに巻き込まれる前にその席を立った。するとやはり彼らはすぐにドアを閉めてロックした。私の判断は正しかったと思い、誰も座っていないコンパートメントを探して車掌が周って来るの待った。車掌が来た時に何時ごろKosiceにつくと聞くと深夜過ぎだと言われてアラームをセットして仮眠をとることにした。それから11PMごろに、目が覚めて辺りを見廻すと列車がホーム内で停車していたがもう15分以上経っても出発しない。これはおかしいと隣のコンパートメントに英語の話せる旅行者がいたので聞いてみると、彼らもいつ出発するか、わからないそうであるが行き先はポーランドで、iPhoneで現在地をチェックしてもらうと、どうやらすでに私の目的の駅Kosiceについているらしいく、そんな馬鹿なとホームに降りて電灯のない暗闇の中、サインを見ると確かに「KosiceXXX」と書いてあった。(東ヨーロッパはアルファベットに近いものを使っているが少し字が違う)。急いで荷物を取り下車したが危うくポーランドまで行ってしまうところだった。その後再び、真夜中の宿探しで、Hiltonで聞いたところこの町にはHostel自体が1件しかなく最近できたばかりで、詳しい場所がわからないと言うことであった。ちなみに国境を横断する列車の時刻表はInternetで調べることができないことが多い。調べようとしてもエラーが出るので駅の窓口に行って聞くしかない。

■ ドミツァ洞窟 世界遺産:カルストの洞窟群のドミツァ洞窟 ■
カルストの洞窟"群"
外国人にとってこの場所を探し出すのはかなり難しいと思う。実際どのバス路線で行ったのかはっきり覚えていない。ガイドブックにも参照程度しか載っていなかったが、どうしてもこの世界遺産に見に行きたくて予定を立てたが、この遺産についてもっと深く理解すべきことがあった。タイトルの通りカルスト洞窟「群」とあり、一箇所の地名を指す名前ではないということである。実際はハンガリーとの国境近く東西数百キロに渡り、見学できる洞窟が数十箇所存在するのであった。だから、住民にスロヴァキア語で「カルストの洞窟群」と書いて見せてもすごくあいまいな返答しか帰ってこなかったのだ。最終的にドミツァ洞窟(DOMICA)が洞窟群の中で一番大きいとわかったのでそこを目指すことにした。しかしこの辺りはさっぱり外国人が見あたらない田舎で、英語を話せる人がいなかった。たまたまバスターミナルでプラハで留学しているスロヴァキア人大学生と仲良くなってさらに途中までバスが一緒だったので色々と英語で質問することができた。その後さらに小さなバス停で下車して(写真左上)違うバスに乗り換えて山を登り村を通り過ごした所にDOMICAという停留所につき下車した。(写真右上)洞窟らしきところが全く見当たらず、まさか同名の異なった場所に来たのかとすごく不安になったが真新しい建物の中に入ってみると化石がたくさん展示されていてここが目的の場所であることがわかった。洞窟へはツアーガイドによるグループ行動となっており、建物の中にあるエレベーターに乗って地下に向かう仕組みだ。バックパックなど荷物を預かってもらうフリーのサービスがあるが、みな乗用車で来た人たちばかりで、私以外誰も頼む人はいなかった。小船で地下湖を進むツアーオプションであるが、私が行った時には水深が浅くてキャンセルとなった。あと洞窟内は冷え込むので長袖の上着を持っておこう。洞窟の全体的な感想であるが、非常に美しい光景がずっと広がり、色々な形の鍾乳洞を見ることができる。しかし鍾乳洞の色がほど単一で、さらに私は子供のころに日本で似たような洞窟を見た記憶があり、それほど珍しく感じることができなかった。話によると他のカルスト洞窟では、氷の世界が広がるアイスケイブ(氷の洞窟)があるらしく今度この地に来るときはそちらに行ってみようと思った。