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~ AUSTRIA - Wien ~

■ ウィーン 世界遺産:ウィーン旧市街と(シェーンブルン宮殿) ■
芸術の都

ブラチスラヴァから列車のチケットを買ったがここで一気に値段が上がる。今まで丸一日乗って国境を渡るような長距離の路線でも3000円ほどだったのに、1時間半ほどのWien行きは45ユーロ(6500円ほど)もした。ここからはお金を節約していかなくてはならない。さて駅に降り町並みを見て気づいた事は、周りの物がすべてきれいで且つ整然としている点である。アートに関しては建物の装飾や特に絵画のレベルが格段に違うし、子供のころから見てきたテレビ番組「世界・ふしぎ発見」や最近の番組「ビーバップ!ハイヒール」の怖い絵編で紹介されたコレクションを自分の目で見ることができて非常に感動する。まず私が向かったのは、ウィーン南駅から近い一番近いヴェルデベーレ宮殿(写真右)である。広大な敷地と公園、豪華絢爛な装飾はその時代の栄華を語っているかのようだ。写真撮影禁止でつまらなかったが、有名なコレクションとしてクリムトの作品を見ることができる。
芸術と料理
旧市街は多くの中世の雰囲気を残しながらも、有名なブティックがたくさん並んでいて一日中ショッピングを楽しめそうだ。シュテファン寺院周辺(写真右)では観光客であふれかえっている。絶対に見逃してはならないのは美術史博物館で、ブリューゲル「バベルの塔」をはじめ、フェルメール等、読者も一度は目にした多くの名作を見ることができる。またそれらの作品について描かれた背景を知ることで絵の見方が変わるしその構図等もっと深く味わうことができるだろう。また中央の豪華な部屋では食事を楽しめるようになっている。王宮内にもSisi美術館がありエリーザベトの生前の愛用品が展示されている。展示品の多くは食器類であるが、金銀をふんだんに使った豪華な装飾は一見の価値ありである。ランチはFiglmuller2号店でヴィーナーショニッツェルといういわゆるヨーロッパバージョン豚カツを食べた。1905年創業でその料理サイズがでかくて有名らしい。味はとてもシンプルで手の込んだソースなどなく、レモンと塩コショウをかけて食べるだけである。ドイツ系の料理の特徴は、別にまずくはないがとにかく単純、シンプルな料理が多い。もうひとつクレープ専門店で肉や野菜を包んだディナーを食べたが味は今ひとつであった。芸術には時間と手間をかけたが、料理のほうはあまり関心がなかったようだ。っと、いうわけで、料理は東ヨーロッパのほうがおいしい。
オープンフィルムコンサート
夏の夜には、旧市街のはずれの市庁舎(Rathaus)前広場で毎日夕方からコンサートが開かれる。LIVEもあるが私が行った時期には幅50mはありそうな巨大スクリーンが市庁舎ビル前にセットされてブルースMusicのコンサート映像がPlayされており、その前には1000人ほど座れそうな席が並んでいた。その後ろでは50ほどの屋台が立ち並んでおり、1リットルのビールを片手に地元の老若男女が音楽を聴きながら飲食を楽しんでいた。ビールは安いが食べものは8-9ユーロ(屋台なのに1000円を超える)と高いので注意しよう。コンサートは夜中の10時まで続いた。犯罪の危険性は全く感じなかったが、スリなどの最低限の対策は立てておきたい。
あとがき
私はなぜか世界遺産のシェーンブルン宮殿に行くのを忘れた。もともとウィーンに来るつもりがなくたまたま旅の最後で時間が余ってしまいこの地に立ち寄って急ぎ足で周ったためであろう。観光前はドイツに似た、ただの小国というイメージがあったが、ドイツの中世の町並みが残るミュンヘンと比べても、はるかに大きい都市で芸術の都という印象であった。絵画のほうも、おそらくドイツ系(ハプスブルク家の時代)の最強のアートコレクションを見ることができたと思ったしだいである。今今度来るときは時間をかけてゆっくりと観光したいものだ。最後に旧市街には観光客用に馬車がたくさん走っているが馬糞がけっこう道端に落ちていてくさい。足元に気をつけながらロマンティックなひと時を楽しもう。