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~ ITALIA - Pisa ~

■ ピサ 世界遺産:ピサのドゥオモ広場 ■
バス乗り場

フィレンツェから列車で約1時間ほど行くとピサの町に着く。ピサの斜塔の広場に向かうためRossa行きのバスに乗車するのであるが、そのバス停がいまいちわかりにくい。駅前の小さなターミナルの一つにRossa行きの表記があるがそれに乗ると逆方向に行ってしまう。正解はその奥の道路を渡った側にあるバス停に乗るとドゥオモ広場へ行ける。歩いていくことも可能であるが、20分ほどかかるし英語があまり通用しないのでバスに乗ってストレートに向かったほうが無難だ。町並みは本当に小さい片田舎と言った感じで、広場前のバス停で下車して、みやげ物が並ぶ真ん中ほどに門のようなところがあり、そこに入っていくと大きな公園が広がっている。中に入ると白色に映えるドゥオモの建物と斜塔が見える。普通ドゥオモ広場といえば地面にレンガが敷き詰められていて、たくさんの建物が辺りを取り囲んでいるイメージがあるが、この場所はレンガではなく丁寧に手入れをされ美しく青々と育った芝生が一面に広がっている、とても新鮮で落ち着く感じの景色である。また実際に斜塔を見るまでは、古くて細長い塔と想像していたが、意外とズッシリとしていて非常に真っ白で綺麗な建物だった。
記念撮影の掟
さて観光のポイントであるが、ピサの斜塔をバックに記念撮影を行なう場合、誰もがやらなければならない必須の写真撮影がある。それは、遠近法を用いた斜塔を支えるポーズをすることで、辺りを見回すと誰から教わることもなく全員がそのポーズをして写真を撮りまくっているのである。いや、むしろ太古 の昔からそのようなポーズを取らざるをえないというオーラがこの広場を取り囲んでいると言っても過言ではなかろう。ポーズの基本形は3つあり、手で支える、背中で支える、足で支えるがあり、これらの写真を撮るにはある程度の熟練が必要である。レベルが高いものになるとペアで協力し合って撮る方法やアクロバティックなポーズのものまである。時間がある限りオリジナリティを追求したポーズを試行錯誤してみよう。きっと心に残るお気に入りの写真が取れるはずだ。筆者自身、ピサにはただ単に次の目的地のついでに立ち寄る程度にしか考えていなかったが、実際はとても思い出に残る場所となった。写真撮影をお願いする時いつも思うことだが普通の人に頼むと本当にセンスのない写真しか撮ってくれなく、ただ背景と人物がフレームの中に収まっていれば良いとしか思っていないようだ。一方で高級なカメラを持っている人に頼むと、予想していた通り又は注文した通りの写真を撮ってくれるのですごく安心できる。以上を踏まえて、筆者はバス停で知り合ったサンフランシスコ出身のバックパッカーの女の子と仲良くなって写真を撮る手伝いをしてもらった。彼女に頼んだ理由としては、1眼レフカメラを首からぶら下げていたので良い写真を撮ってくれるという確信があったからだ。決してかわいいねーちゃんだったからという理由ではない(はずだ?!)。その後20分くらい、色々2人で撮り合いっこして結構仲良くなってはいたが、私はすぐに駅に戻って次の目的地へ移動する予定であったため焦りを感じていた。時間制限いっぱいになり別れた後、すっかり彼女のEmailAddressを聞き忘れていたことに気づき、ちょっぴり後悔した。残念だったが、まあ、それも旅の良い思い出だ。
終電注意!
注意したいのが帰りのバスで夕方8時45分ごろが終電で、それを過ぎると駅に戻る手段はもはやタクシーを呼ぶか歩いて帰らなければならない。私はちょうどそのタイミングを見逃してしまったので、逆にゆっくりと広場近くのレストランで夕食を食べて駅に帰ろうと思った。広場の周りに限り宿泊施設があるので夜の街は観光客でにぎやかだった。特に選ぶことなく人がたくさんいるレストランを見つけて12ユーロのシーフードリゾットを食べたが普通においしかった。やはり味にうるさいイタリアのレストランはあまりハズレがないようだ。その後の帰りが最悪で、この時間から駅に戻る人などいなく、さらに街灯がほとんどない道なので真っ暗闇の中を歩くことになってしまい結局、道に迷ってしまった。何とか辿り着いた近くのホテルのフロントにタクシーを呼んでもらって駅に帰ることができた。時間に余裕を持って日中行動するのが常に旅の王道である。