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~ ESPANA - Barcelona ~
■ バルセロナ1 世界遺産:アントニ・ガウディの作品群、 サン・パウ病院 ■
超長距離バスで到着
ポルトガルのリスボンからバスでバルセロナまで来た。所要時間は途中トイレ休憩等をはさみ約16時間で料金は80ユーロ。列車だと190ユーロぐらいするのでかなり安く、さらにシートもかなり豪華な作りとなっていて足元もゆったりとしている。しかしながらあまりにも長時間のバス旅だったため想像以上にきつかったし、列車の時のように一定した睡眠が取れなかった。実際、終点のバルセロナまで行った乗客は私を含めて2人だったので、今度はやはり列車か飛行機にするかもしれない。蛇足ではあるが、運行中、ありえないほどくさい臭いが前方から私の鼻の中に滑り込んできて死にそうになった。匂いの質からして、間違いなくウンコをチビッた時の臭いで、その時点でバスの乗組員は、もはやドライバーと私と右前方に座っているもう一人の若い男性客のみで犯人はすでに決定済みであった。ところが1時間後、バスがターミナルに停車して、彼はすっと立ち上がり、モジモジしたり変な歩き方もすることなく立ち去ってしまった、そんな馬鹿な?!彼が漏らししたという私の推理は間違っていたのであろうか?というわけで今でもあの異臭の謎は未解決のままである。
これこそ情熱の国スペイン
マドリッドではまったり感を感じたが、ここではやっと情熱の国スペインを体験することが来た。街は常に賑わい、様々なストリートパフォーマンスがいて、夜遅くまで若者がクラブやバーでたむろっていた。その他10箇所近くある美術館見学、ガウディの建造物巡りに加えて、新鮮な魚介類を利用した料理など全て楽しむためにはどんなに急いでも最低2日必要だ。またバルセロナ国際空港を利用した時、そのガラス張りの建築デザインにも目を見張るものがあった。
バルセロナ現代美術館
Art専攻の人間のみが理解できそうな難解作品ばかりですぐに鑑賞を終えて出口に向かった。建物自体はモダンで良い印象を持てたのではあるが、作品自体には好感が持てなった。外周にはなぜかスケートボート小僧がいっぱいいたので衝突には気を付けよう。
カテドラル(Catedral)と王の広場(Placa del Rei)
カテドラルの外装は改修工事のためほとんど見ることができなかったが内部の教会には入ることができる。そこからしばらく歩いた所にある王の広場は歴史の大きな舞台となった所であるが、外装は至ってシンプルで歴史を知らないと何が凄いのかわからないだろう。とりあえず一目見ようと探索したが、小道が大変多く地図を見てもわからないほど複雑でこの場所を発見するのは大変難しい。地元の人にガイドブックの掲載されてある写真を見せて何度も訪ねたほどだ。しかし探索中あちこちの街角でバイオリンやフルートによる演奏を見ることができた。

サン・パウ病院(Hospital de Saint Pau)
サグラダ・ファミリア聖堂からひと駅行った所に世界遺産に登録されている稀な病院がある。外観は1930年に完成した教会建築のような装飾で、その内部を覗くと最新鋭の設備が整っており、患者も医師もいて今もなお機能を果たしている。病院ではあるが気軽に立ち寄れる雰囲気があり、中央にはベンチのある小さな公園もあるのでぜひ立ち寄ってみよう。アメリカのLAに行った人ならばUCLAに似た雰囲気がある建物と感じるだろう。帰りに道路から奇妙な形をしたオフィスビルを見えて、近くまで行って見物しようと思ったが、これが予想以上にでかい建物で歩いても歩いてもなかなか辿り着かなく、結局30分ほど延々と歩くことになってしまった。そしてとうとう夕暮れ時になってしまい、体力の限界にきた私はビルの写真だけ撮って引き返すことにした。未だに何のビルなのかわからないままだ。ちなみにもう一つの世界遺産のカタルーニャ音楽堂に行くのを忘れた。
サグラダ・ファミリア聖堂(Temple de la Sagrada Familia)
幸か不幸か、上記のビル探しのため大幅に無駄な時間を過ごしてしまったことがここで得をすることになる。聖堂に到着するころには夕方7時過ぎだったため閉館しただろうと半分諦めていたが、まだ多くの人々が入口で込み合っていた。けれども、みな入場券を購入せず入館していたので不思議に思いながら中に入ってみると、どうやらフリーコンサートが開かれていて聖堂内は観客でいっぱいだった。30人ほどのコーラス隊とピアノによる演奏で、聖堂内の音響効果を生かしたショーであった。再び旅の神様のおかげでタダで聖堂内に入り偶然コンサートを視聴できたという大満足の一夜であった。翌日聖堂の外観の写真を撮るためもう一度訪れた。お勧めの穴場は道を挟んだ正面にある公園の池からの眺めで聖堂全体を写真に収めることができ、それを知っている日本人ツアーと韓国人ツアーがここにやってきて写真を撮っていた。