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~ SWITZERLAND - Bern ~
■ べーン(ベルン) 世界遺産: 旧市街 ■
活気ある中世街

日本のガイドブックでは「ベルン」という名前で紹介されているが、スイス人は「ベーン」と発音している。よって、日本語読みは現地で全く通用しない。ベーンはスイスの首都であるが、高層ビル的なものがなく、緑に囲まれた長閑な中世の田舎町という印象で中央駅から街の中心に伸びる旧市街は世界遺産に登録されている。歩き方はいたってシンプルで駅から東に旧市街を抜けて丘の上を回って帰ってくるのが基本で、観光に要する時間は半日または丸一日あれば充分だ。また旅行かばんやバックパックなどを駅の有料ロッカーに預けたりできるので、大きな荷物を背負っているバックパッカー達にとって大変便利である。トラムが市内を走っているが徒歩だけでも充分に見て回れる。筆者はこの地で日本人の友達と6年ぶりの再会を果たし、彼女に観光案内をしてもらった場所を簡略に紹介していく。
駅前のマーケット
一般的レストランは異常に高いので、スーパー内にあるセルフサービス式レストランで食事をした。味は至って普通で、この地域はドイツ文化の影響下にあるためドイツ系の料理が食べられる。彼女の住んでいる西側ではフランス料理が一般的らしい。スイスの一般言語、食べ物はその地域によって変わる。スイスの物価は高いがスーパーマーケットで材料を買ってサンドイッチなどを自分で作ると意外と安くつく。しかし閉店時間も早く日曜日は休みだったりするので要注意だ。
旧市街の名所
ドイツ色の強い町並みが続きシュピタル通りにはパイプ吹きの噴水、マルクト通りには牢獄塔、時計塔がある。そしてよく注意して歩いているとアインシュタインの家が右手に見えてくる。室内にはこれといった展示物はないが彼の遺品や写真が飾られている。私はアインシュタインのファンであるので中に入ってみたが、ぶっちゃけ大した事なくて残念だった。この後に市庁舎と大聖堂を見てニューデック橋に向かった。橋の下を流れる小さなAaare川は、川の底がはっきり見えるほど透明度があり美しいエメラルド色をしていてヨーロッパ旅行の中で、市内を流れる最も綺麗な川だった。
くま園
私が行ったときベーン名物の熊はいなかった。話によると2009年の春頃に亡くなっており現在その側に新しい公園を建設中。2010年の春に完成して新しいクマを連れてくる予定らしい。うわさによると、その公園で人が熊に襲われている映像がYoutubeにあるらしい。
バラ公園
くま園から10分ほど北へ緩い坂道を登っていくとバラ園に着く。気に触ったことは、犬の糞など特に見当たらないのにもかかわらず、あちこちでハエがいっぱい飛んでいたことである。なぜこの辺りに奴らが集まっているのか不思議だった。公園に着くと、たくさんのバラが植えられているのを目にしたが、筆者が訪れた日は時期的に半分以上バラが咲き終わっていた。しかしながら、ここから旧市街を眺めることが出来るし、レストランがあるのでしばらく休憩するには絶好の場所だ。旧市街を良く観るとメインの道は単調な直線ではなく少しカーブしながら坂道となっていて、そこに中世の家々が立ち並び、さらに周りを緑で囲まれているとても風情のある街である。人々の長閑な暮らしぶりを象徴しているかのような素晴らしい景色であった。