宿の選び方
バックパッカー初心者は、安全性を考えて中級ホテルに泊まる人もいるが、ホステルに泊まることによって得られる情報や出会いは旅行の醍醐味でもある。選ぶポイントは
1 安い
まあ当たり前だが、中欧ヨーロッパではありえないほどきれいで安い宿が存在する。
2 ロケーションが町の中心近く
徒歩で行けるか、交通の便などが重要なポイントで、郊外に比べて少し割高であるが荷物を置いたり休憩のためホステルに一旦戻れたりできることを考慮すると、僅かな値段差であれば近郊を選ぼう。
3 ホステルの雰囲気
一人旅の場合、宿でどれだけ多くの話し相手、友達を作れるかが重要で、大きなロビー、カフェテリア、イベントなどを用意しているホステルを選ぼう。
4 安全性
人気のあるホステルに泊まれば、まず安全性にハズレはない。鍵錠を持っていれば無料ロッカーなど利用できるし、なければフロントに一時預けることもできる。付け加えてチェックアウトした後、よくバックパックを半日預けたりしたが盗まれたことは一度もなかった。
ホステルの探し方
各都市ごとの紹介の中で筆者は特にホステルに関しての情報を載せていない。理由はWebsiteを使えば多くのホステル情報を簡単に入手でき、Bookingまで済ますことができるからだ。ここではOnlineBookingを含めた3つの方法を紹介、検討してみよう。
ユースホステル
読者もよく知っている3つの尖った森のマークが目印のユースホステルが各観光地に存在する。特徴としては、管理が行き通っており安全性も特に問題ない。ただ、料金はやや高めで、雰囲気又は旅行者が少々堅苦しくてつまらない経験の方が多かった。
日本語ガイドブック
無難なホテル、ホステルが紹介されている。安全性やサービスにハズレはほぼ無いが、行ってみたら宿がつぶれて無くなっていたというハズレはたまにある。危険性を考慮してなのか安宿情報が少なめで、不思議に思うことは代わりに多くの高級ホテルが掲載されていることだ。はっきり言ってそれらに泊まることができるぐらいの金持ち観光客はガイドブックなどで探さず、旅行会社を通して予約するケースがほとんどだと思う。よってそれらは紙面の無駄使いではないかと、時々思ってしまう。
OnlineBooking
2つのWebSiteを紹介するがこれさえ知っていれば最強で、宿探しには困らないだろう。
利用の仕方は簡単で、国と都市名を入力して後は自分の好きなホステルを選ぶ。支払いはCreditCardで行ない、Booking代は全費用の10%でたいてい2-3ユーロ。しかも、CheckInの時にこの差額を引いた分だけ支払えばよいので、もし予定通りにCheckInできなかった場合も2-3ユーロしか損しないのである。さらにいちいちMemberIDや会員登録などしなくてもすぐさま使えるのも手軽でよい。筆者はたいてい、人気度、場所、料金をチェックして選ぶ。必要条件として高校生レベルの英語能力が必要。
www.hostelbooker.com
www.hostelworld.com
航空チケットは日本で予め全て買うか、トラベルコちゃん、各国のExpediaのWebsiteでEチケットを買うのが良い。英国発の超安いチケットが存在するが結構不便な空港を利用することが多く、結局観光地までの追加列車料金と時間を考えるとそれほど得をしない。